アルマ と アダルマ

鳥は鳥らしく
卵から産まれて空を飛び

魚は魚らしく
水中で泳ぎながら暮らしている

山は山らしく
花が咲こうが  枯れようが
快晴でも   雨でも  嵐でも    不動

無数の星達は
いつもそれぞれの軌道に沿って動いている

この世にあるも全て
それぞれの  在り方にあり、

それらは、全てと調和を取りながら
営みを続けている

なのに思考が発達した
私達人間だけが

考えの混乱によって
この自然の在り方の一線を超えてしまう

私達人間  1人1人も
無数の星達のように

その人その人
それぞれの本来の在り方、目的、お役目があり

その軌道に沿って動いていると
調和と平和が産まれ(ダルマ)

軌道に沿っていないと
不調和と苦しみが産まれる(アダルマ)

思考を沈めて、
頭の理想や
欲望に振り回されずに、
さらにその奥にあるものと繋がる

そこから見えてくる世界

ハーモニーとバランス

冬の寒い夜空の星達に
その世界が描き込まれているようで
ただただ静かに見入ってしまう

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