私の中で、人生を通しての好きな曲がありますが、その中の1つ。
ルイ・アームストロング の
『 What A Wonderful World 』
映画 『 ロッキー 』 の ロッキーの後ろに流れるテーマ曲のように (笑)
私には、この 『 What A Wonderful World 』 が、流れるのです。(笑)
それはなぜかと言いますと、
今から約7年前、35歳の頃、ヨガに出会う直前の話です。
私は1年間、とても不思議な体験をしました。
それまでは、幸せにも大きな悩みなどなく、人生を ひらひらひら~~~~っと(笑)
楽しく35年を生きていました。
そこに突然に! です。
真っ暗闇の奈落の底に突き落とされ、
大げさではなく、死を垣間見た一年間を過ごしました。
体重は今より10キロ落ちて、骨と皮になり、
体力もエネルギーもなくなり、
同時に、あらゆるものに興味がなくなり、
喉にも大きな異変があり、声も出なくり、
自分の中にあったものが、全てのものが、どんどん順番に、
どんどんなくなっていくんです。
ああ、私、このまま、死んでいくのかな、、、と
でも、子供は小さいし、今はまだ死ねないな、、、と
周りの人はみんな心配して、私を病院につれていきますが、
病院の検査結果は、全て正常で、健康。
病院の先生も、検査結果と目の前の私の姿のギャップに、
とても不思議がって、ずっと 「う~~~ん」 と首をかしげていました。
でも私は、こんな恐怖や危機の中でも、直観でわかっていたのです。
『これは、病院に行って治るものではない』 ということ。
この人生初めての大きな大きな闇を、通過しなければいけない、、、ということ。
本当に怖い一年でした。
この一年の最後の方に、こんな自分でも、何とか少しづづでも自分で出来ることで、
本当の健康になるものはないだろうか。。。
これが、ヨガとの出会いです。
もちろんはじめはアーサナなど、とれるはずもなく、
家の中にあったDVD ( 綿本師匠のものです ) を見ながら、
ひたすら呼吸法。。。
これが本当に不思議な感覚で、、、
何? この感覚は、、、、、、
ここから本当に少~しづつ、元気を取り戻しながら、
マイナスのマイナスの状態から、ヨガの道を探求していくことになります。
闇の1年が過ぎ、外(ご近所)を歩けるぐらいになり、
そこで 『 はっ! 』 としました。
花をみて、、、
なんて美しいのだろう、、、と。
涙が止まらなっかのを覚えています。
私は、35歳で、自分は1度全てをなくして(死んで)
産まれ変わる必要があったようです。
産まれかわって、世界をみたとき、
『 What A Wonderful World 』
ああ、素晴らしき世界
今も日々、心からそう思います。
それは、あの闇の1年のおかげ。
このとても有名な曲。
皆さまも、どこかで耳にされていることと思います。
この曲は、ベトナム戦争で心に深く傷を負い、
この戦争体験での強烈なトラウマを取り去るために、
兵士やその家族のために作った曲と聞いたことがあります。
そんな曲と共に、和訳を
良かったらどうぞ。
https://youtu.be/bkTLIO2zanM
目に映る みどりの木々
真っ赤なバラ
ぼく達のために咲いている花たち
僕はひとり つぶやく
世界は何て素晴らしいのだろ
目に映る真っ青な空
真っ白い雲
祝福に満ちた日々
聖なる夜
僕は自分に語りかける
世界はなんと 美しいのだろう
空に広がる虹の色も
信じられないほど輝いている
過ぎゆく人の輝いた顔
元気?と 言い合う人々
「愛してるよ」と伝え合う人たち
赤ちゃんの泣き声
成長していく姿
僕の想像を超えて、たくさん学ぶ子供たち
僕は心の中でつぶやくんだ、、、
生きるってステキなことだなぁ
心から思うよ、、、
生きるって本当に素晴らしいことだなぁ