痛くてたまらない傷

ヨーガの誘導をさせていただくようになって、多くの方々と出会い、
そして時間を共にさせていただくようになって5年。

皆さんと一緒にヨーガの旅をする中で、皆さんの心身の喜びの声もたくさん聞くし、

反対に

皆さんの中に、表には出さないけど、
『 痛くてたまらない傷 』を見ることがよくある。

その傷は、身体の傷だったり、心の傷だったり。

その心身の傷が痛くて、
『 眠れない夜もあるんだろうなぁ。。』
そう感じる。

それらを感じ、涙が出そうになる。

いつもニコニコ笑っているSさん。
子供のように純粋で、実はとても繊細。
その分、傷つくこともあるんだろうなぁ。

いつもニコニコ笑っているけど、
笑う事で、必死に自分を守っているんだろなぁ。。。

レッスンの間に泣かれる方はよくいらっしゃって、

それは喜びの甘い涙だったり、
反対に
昔に泣いていたはずの涙が、泣けずに、そのまま溜まっていた、しょっぱい涙として今、溢れ出したり。

そんな様子をみて、

『  私には何ができる???  』

結局、私はヨガティーチャーと言っても、
すごい技のようなアーサナが出来るわけでもない。
そんな、『すごい!』 や 『 強い!』
を目指すわけでもない。

私が皆さんに出来ること、

それは、ひたすら、ひたすら、
チャクラ調整を行い、
自分自身を純粋意識にしていくこと。

ヨガ誘導中は特に、
ひたすらチャクラ調整。

そしてその状態で、
ただ 皆さんに

寄り添う。

音(言葉を)発して、波動で純粋意識を届ける。

それが伝わるといいな。。。と
最初は祈りながら。

でもそのうち、そんな祈りっている感覚さえも消えていく。

ただただ満たされた存在だけが残り、とっても心地よい。
本当に幸せ。

もちろん、上手く行くときと、いかない時があるけど、

私は皆さんに教えるというより、
見守り、寄り添う。

今日、
Sさんから、お手紙をいただき、涙が止まりませんでした。。。

色々と書いてくださっていて、
そんな中に、

先生のヨガは、
『  私は1人じゃないんだ。。。  』
と言う事を、深く教えてくれる。と。

そう、私達は、自然の一部。
繋がりあっている。
その繋がりを忘れると、たちまち不安になる。

繋がりを、体感出来るように、ワンネスの感覚をと、ヨーガの誘導をしていく。

頭で理解するのではなく、体験を通して、その感覚を深く落とし込む。
自然の状態に還っていくようにね。

すると、うん、ダイジョウブ!!!
と。
問題は何もなかったと知る。

純粋な命そのものに触れていくように。

そこに触れると

ハートが、欲しいマインドから
あげたいのマインドに、

自然に変わるのだから。

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