人事を尽くして ゆらゆらら

瞑想をはじめて、自分の中を空っぽにする時空をつくることで、
必要なものが向こうから来てくれることがとても多くなりました。
最近はそんなことばかり。
そのタイミングの完璧ぶりに感服。
今日は、そんな向こうからやってきたメッセージの中のひとつ。

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人生には「流れ」というものがあります。
あまり忙しすぎると、内なる自分と対話することができないし、
「流れ」を感じることもできません。
人生の「流れ」に乗るためには少しの時間を見つけて「リラックスする」ことです。
赤信号の時は、ゆったり待ち、空を見上げましょう。
交通渋滞の時は、ゆったり音楽でも聴きましょう。
ランチの時は、急いで食べずに感謝しながら、
ゆったり噛んで よく味わいましょう。
この「ゆったり」としたのリズムが、
あなたに多くの「気づき」をもたらしてくれます。
そして、本当に早く行きたい時は、
信号が全て「青」になってくれることを体験するかもしれません。
本当は、急がなくても大丈夫なのです。
必要なものは、「必要な時」に現れるような仕組みになっています。
人生には、大きな【流れ】があるのに、
それに逆らって泳ぐことが「自分らしさ」だと 思われがちですが、
本当は「俺が・私が」の小さな我を捨て、流れに逆らわずに
無心で 泳ぐこ と( 今を生きる ) で
本来の 【自分らしさ 】 があらわれます。
このように自然の「流れ」に従った生き方を
日本古来から  「かんながら(随神、惟神)」 と言います。
「神と共に生きる」 「神のご意志のままに」という意味で、
この言葉は、日本人の根っこの精神性をよく表した言葉です。
これは 「 何もせず 受身的に生きる 」 という意味ではなく、
「 できることは精一杯やって、結果は天にお任せします 」  という意味であり
「 自ずから天の意志(流れ)というものを推し量って生きる 」
という生き方のことです。
ですから、もし何かがうまくいかない時、
焦りすぎている時、
緊張しすぎている時、
力み過ぎている時、
頑張りすぎている時は
少し ゆるめて
今この瞬間に意識を向けて
天の意志(流れ)を感じてみてください。
大事なのは
過去でもなく未来でもない
一呼吸 一呼吸の今この瞬間です。
そして「自分自身の中に、全ての答えがちゃんとある」と信頼して、
人生を楽しんでください。
この「かんながら(随神)」に沿った生き方こそが、「無敵」なのです。
人生はプールと同じ。抵抗するから苦しい。
“ あなた ”が力を抜けば、“  私 ( 本質 ) ”は浮いてくる

( しみず たいきさん ) より