『 神様ってどこにいるの?』

『 神様ってどこにいるの?』
ある日、子供の私が言いました。

『 それはね、あなたの心の中にいるのですよ。』
大人の私は言いました。

『日本には昔から  【やおよろず の神々】がいると言われていてね、
やおよろずとはね、漢字で書くと八百万。
それだけ多くの神様がいるということ。

万物のもの、それは全てもの
例えば、山とか、木とか、川とか、水とか、あなたとか、あなたの苦手なあの人にもね。
全てのものに神様が宿っているってう意味なのよ。

今の私はね、そのたくさんのものと、
そのたくさんのものに神様を感じる心こそが、神様だと
そう体験から感じるし、そう思うの。

でもね、私と同じで、神様をどう感じ、捉えるかは人それぞれなのよ。

どれが正しいとか、間違いとかないのよ。

だから、お互いにその想い、違いを尊重しあえるといいわね。

もし、あなたが大人になった時に、
あなたの想いからくるその表現は、間違っている!
と、とっても怒られて、尊重してもらえない時が来ても

あなたには自分自身を尊重するように、
相手を尊重できる心強さがあるから。

そんな自分を誇りに思ってね。

人は怒ることがあっても、
神様は決して怒らないからね。 』

子供の私は言いました。
『尊重って何?村長さん?
誇りって何?あのお部屋の隅っこのホコリ?
何だかよくわからないけど、
神様って怒らないって、すごいんだね!』

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