映画 「あん」

ヨガめがね 第一話

先日、映画「あん」 を 劇場へ観に行ってきました。映画あん

映画の原作はドリアン助川さん。
ドリアンさんの感性が大好きなので、2年前に、
原作の小説「あん」は読んでいて、
この映画は公開前からチェックしていた作品でした。

河瀬直美監督に、樹木希林さん、永瀬正敏さん、
内田伽羅さん(樹木希林さんのお孫さん)、市原悦子さん
・・・申し分ないキャストの面々。

少女の頃にハンセン病を患い、家族や世間から隔離され、差別され、
どんぞこまで落とされて、色んな壮絶の苦悩を経て。。。
そんな徳江(樹木希林)さんの言葉です。。。

「私達は この世を見るために、聞くために、生まれてきた。。。」

人が生まれてきたのは、世のため、人のために 役立つためだという信念があった。
それが変わった。 私たちはこの世を観るために、聞くために生まれてきた。
この世はただそれだけを望んでいた。
だとすれば、何かにならずとも、この世に生まれてきた意味はある。

虫、樹木、草や花、風、雨、光、お月様、、、すべてに言葉がある。
それを聞いているだけで、一日はもう目一杯です。
世界はそこにあるのです。
夜に星のささやきを聞いているでけで、永遠の時の流れも感じられます。

この小説、映画をみて、
涙とともに、目からのうろこが、ぽろぽろぽろ。。。

ヨガをされている方は、ヨガが深まるほどに、
感覚がどんどん開いていくので、自然の声を聴き、
自然と交信するのも得意になっていきます。
自分自身の声を聴くのも得意になっていきますね。
自分自身も自然の一部です。

このすばらしい地球を、存分に味わっていきましょうね。
最後には、「あーーー、地球ランド、楽しかった!!!」 と 言えますように。。。