中1、二学期の予言

うちの下の子供が只今、中1の二学期。
子供を観ては、自分自身の、中1の二学期初めの ある出来事を思い出します。

かれこれ、29年前の話。。。
二学期が始まり、学活の時間に、担任の村井先生が生徒のみんなに言いました。

『このクラスをどのようなクラスにしたいか。』

5分ほど考える時間が与えられ、順に1人1人発表させられます。

『元気なクラス』
『あいさつが出来るクラス』
『みんなが仲良しのクラス』
『いじめがないクラス』
『団結力があるクラス』
etc…

皆さんは、ご自分なら、何と答えますか?

クラスは小さな世界。
そんな世界をあなたは、どういう世界にしたいでしょうか。

そして、私の番がやってきました。

里佳 : 「みんなが、そのまんまで、いられるクラス」

クラスがシーン。。。  で、ざわざわざわざわ。。。

先生 :  「えっ???」 「それ、どういう意味???」

身を乗り出して聞いてくる先生。
先生のみんなの答えに対してと、全く違うリアクションに、私はたじろきながらも、、、

里佳 : 「えーっと、だから、、、一人一人が、そのまんまでいて、安心していられるクラス。。。」

先生 : 「えっ、それ、里佳、どういうことや?! 」
もっと身を乗り出して、聞いてくる先生。

里佳 : 「えーっと だから、、、えーっと、、、みんなが~
無理しなくても~、そのまんまでいていいクラス。。。」

先生 : 「えっ??? もっと詳しく言って、、、」

と、不思議顔で、ますます身を乗り出して、時間を割いて何回も聞いてくるのですが、、、

今でこそ、 ♪ ありの~ままの~姿みせるのよお~ ♪ の歌が
社会現象を起こす時代になりましたが、
当時はまだ その感覚が世の中、特に日本にはなっかたですよね。

当時、12歳の私は、勘だけで生きていて、その感覚は持ち合わせていたのですが、
なんせ、経験もなく、表現力もなく、上手に伝える術を知りませんでした。
伝わらなかった歯がゆさがありましたが、不思議と心に残る出来事となりました。

そんなこともすっかり忘れて、、時が流れ、25年。。。

飽きっぽくて、何をさせても長続きしなたった私が、
ヨガという宝物と衝撃的な出会いがあり、
『あ、これは一生かけてやっていくことだな』 と、確信がありました。

そんなある日の ヨガ中に、
突然、この中1の二学期の出来事を鮮明に思いだし、
視界が パーーーーーーッ と広がり、静かでクリアな衝撃が走りました。

里佳 : 『みんなが、そのまんまで、安心していられる世界 (クラス)』

そんな世界がまだまだ少ないのなら、そんな場所を作ろう。
それこそが本当の世界だから。。。

そうやって、ヨガフィールドが、誕生しました。

全てを知っていた、12歳の私に、敬意の気持ちを込めて。

そして、いつもヨガのレッスンを受けに来てくださる皆さん
(事情があり、今は来れなくなってしまった皆さんも含めて)

本当にありがとうございます。
たくさんの感謝をこめて。

衣川里佳