人が勇気を持つ時

私がヨガティチャーを始めた頃から、ずっと休まず7年間、
通っていてくだっている、さおりさん。

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どんどんヨガ好きになってくださり、
変化、成長される様子を見せていただけるのは、わたしの喜びでもありました。
(もちろん他の生徒さんもそうです♡)
私自身も皆様と共に成長させていただいています。

さおりさんが途中から、『ヨガの先生になりたい。』と、
その真剣な気持ちのご相談に乗ることになり、
自分なりに感じてきた事を、話やアドバイスをしてきました。

情熱さえあれば、ヨガの技術を学ぶことは誰でもできる。
覚えたことを、ただ横流し的に次の方へ教えることも出来る。

だけど、ヨガのティーチャーにとって、 本当に大切なことは???
なかなか語られない部分。

人前でヨガを 誘導することは、とても勇気のいることです。
自分の全てをさらし出すことになるからです。
良い部分も、そうでない部分も。

完璧でない自分。

本当の自分を受け入れてもらえなかった時に、
そのことで、自分が傷つくのを恐れる。

これはヨガティーチャーだけではないかもしれません。
本当の恋愛とか。本当の人間関係とか。

本当の気持ちを言った時に、受け入れられなかった時、自分が傷つく。
それを恐れる。

だけど。
どんな自分でも、価値がある!!! 心底、そう思えた時、
人は勇気を持てるのではないでしょうか。

バーを上げ続け、技を磨き、自分に自信を持たせることも、大切かもしれない。

だけど、それだけでは、とても脆いと思う。

ヨガティーチャーは、バーを下げ続け、
どんな自分でも価値があるの=どんな人でも価値があるよ✨と。

器が大きくなっていくのは、そういうことじゃないかな。

どんな自分でも受け入れる。
見つめて みとめて 見守る

それは、実はすごく根気がいることです。

ヨガを続けていくと、 本当の意味での自分の中の
強さ、しなやかさ、純粋さが 溢れるように見いだされます。

皆様のそんな部分を見たくて、誘導してきました。

さおりさんは、もう十分に勇気、強さ、しなやかさ、純粋さが備わってらっしゃると思います。

厚木のカルチャーセンターでのヨガの教室。
バントタッチ さおりさんへ、お任せすることにしました。

そして皆さまも 共に、ヨガの道をおばあちゃんになっても楽しみましょう✨

ヨガの愛好家、衣川里佳より。